096339 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

昼の顔・夜の顔・ホントの顔♪

昼の顔・夜の顔・ホントの顔♪

水物語13

お辞儀バニー

11/5(月)
小雨の中のTATTO

スナックに勤めるようになって驚いたことの1つに、女性客が1人で飲みにくる
姿を目にするようになる。というのがある。
私の勤めるお店のような気さくな店なら、実際非番の日に1人で飲みに行った
ところで、私だって変な気がしたことがないくらいだから、彼女たちは、自分が
スナックという、男の飲みにくる場所に含まれていることに、場違いな気まずさ
を感じたりしないのだろう。
今日は、女性客の常連さんの1人が、小雨の降る中遊びにきてくれて、久しぶり
に楽しかった。
彼女は見た目もきれいだし、酔いが廻ると饒舌になり、私たちの代わりに
お客さんと世間話をしてくれるので、正直言って大変助かる。
しかも彼女は仕事という意識がないので、どこまでも楽しく酔っ払うことが
できるのだ。店の中がパーっと明るくなる。
昨日のメンバーは、ママを除くと、私ももう1人の女の子も30代。
どんなに華やかにやろうと思っても、疲れた陰を拭いきれない年輪が刻まれて
いる。
遊びにきた女性も30代なのだが、一般的?とは言えないまでも、旦那さんと
暮らす、普通の奥さんなので、持ち合わせた雰囲気が違う。
そしてお客さんというのはいつの時代も、
玄人よりは素人が好き
なのだ。
「ママ、彼女にもご馳走してあげて!」なんて風に男性客から飲み物を
ご馳走してもらえたりすることも多々ある。
もう飲めません。っていうほど酔っている日には本当に助かる女性のお客様。
昨日の彼女は、飲み物をご馳走になるかわりにカラオケを1曲歌わせてもら
えることになり、「TATTO」という中森明菜の昔の曲をリクエストした。
ズンズンズンズンと前奏がスタートする。
これはどんな歌だったけな?と思い出そうとしていると、どうしてもその伴奏が
妖怪人間ベラ・ベム・ベロ
のテーマのように聞こえてくる。1人で笑いをこらえながら、間奏の度に思い出し
てしまった。
ごめんなさい。不真面目で。でも、本当に彷彿とさせるものがあるので
皆さんも1度カラオケで入れてみてください。

小雨降る楽しい夜でした。


ホーム
ネクストバック  




© Rakuten Group, Inc.
X